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腸内環境が悪いと病気になる?

2019年6月23日

腸の働き

腸の主な働きは、消化吸収と病原菌から体を守る免疫機能です。

腸内にいる細菌(腸内細菌)のバランスが良いほど、体の免疫力が上がります。

 

腸内環境を構成する3種類の細菌

分かりやすくざっくり説明します。

①善玉菌

免疫力を高めたり、腸の蠕動運動を活発にして体に不要なものを排出させる。

②悪玉菌

増えすぎると免疫力を低下させ、病気・体調不良の原因になったりする。

③日和見(ひよりみ)菌

善玉菌・悪玉菌の勢力の強い方へ加勢する。

代表
そのため、腸内環境を良くするには、善玉菌を増やす必要があります。

 

善玉菌を増やす方法

一番分かりやすい方法は『和食を食べる』ことです。

・和食が良い理由

①発酵食品が多く使われている。
(発酵食品・・・味噌、醤油、酢、納豆、ぬか漬け、キムチ、チーズなど)

発酵食品に多く含まれている乳酸菌には悪玉菌の繁殖を抑制したり、免疫力を上げる効果があります。

②食物繊維が豊富
(海藻、キノコ、穀物、根菜などの野菜がたくさん入っている)

食物繊維には悪玉菌と腸内の有害物質を減らす働きがあり、分解されると善玉菌のエサにもなります。

③主菜が魚

魚には肉よりも吸収しやすいタンパク質が多く含まれています。

魚の脂質に含まれるDHAやEPAは、血液をサラサラにしたり、ガンの予防にも効果的です。

代表
味噌汁や魚を単体で食べるより、一緒に食べることで栄養を吸収しやすくなります。

 

科学は急速に発達しても、人間の体はそう簡単には変わりません。

昔から食べられてきた和食が多くの日本人の体に合う食べ物です。

栄養素や体の難しい仕組みを覚えずとも、和食を食べるだけである程度体に合った食事になります。

和食の中でも、納豆を取り入れるのが一番手軽かなと思いますが、いかがでしょうか?

最初のうちは変化を実感しにくいかもしれませんが、ぜひ、やりやすいところから試してみてください。

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