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言葉以外のコミュニケーション

2019年7月30日

代表
こんにちは、杉本です。

今回は話し手のコミュニケーションについてお話したいと思います。

「伝えたいことが相手に上手く伝わらない」

そんな経験をしたことはありませんか?

もしかしたら、少し工夫をするとやり取りがスムーズになるかもしれません。

 

メラビアンの法則

メラビアンの法則というのを聞いたことがありますか?

『話し手の「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」が、聞き手に影響を与える』というものです。

この3つの情報のうち、聞き手に最も影響があるのはどれでしょう?

……。

答えは「視覚情報」です。
(視覚情報、55%。聴覚情報、38%。言語情報、7%。)

つまり、話している内容よりも、話し方(口調・声のトーン)と見た目(表情・態度)の影響の方が圧倒的に大きいということです。

 

上手く伝わらない理由

例えば、あなたが誰かに感謝の気持ちを伝えたくて、「ありがとう」と口にしたとします。

これが棒読みだった場合、聴覚情報で心がこもっていないと判断され、感謝の気持ちは期待しているほど伝わらないでしょう。

さらに、不機嫌な表情や態度で言ったとしたら、感謝を伝えるどころか反感を買ってしまうかもしれません。

結果、嫌味が返ってきたり、無視されたり、思ってもいない反応が返ってくることになります。

この時、話し手は自分の態度が原因であることに気付いていません。

「なんで『ありがとう』と言ったのに、こんな態度を取られなければならないんだ」

コミュニケーションが上手くいっていないと感じるときは、少しのズレが影響しあっていることが多いです。

我慢できるからといって放置していると、いつのまにか大きなストレスになってしまいます。

 

少し意識するだけで状況は変わる

では、どうしたらこの状況を変えることができるでしょうか?

人は相手を変えることはできませんが、自分を変えることはできます。

「相手が悪いのに、どうして私が変わらなければいけないの?」と思った方。

いえいえ、それは勘違いです。むしろ喜んでください。

先にこのズレに気付いた側に、主導権があるんです。

相手との関係を良くするか、それとも悪化させるか。

あなたは選べます。

 

相手との関係を良くしたい、コミュニケーションが上手になりたい方へ。

ぜひ言葉(言語情報)だけではなく、口調(聴覚情報)や表情(視覚情報)も意識してみてください。

最初は難しいかもしれません。

もし簡単に上手くいかなかったとしても、行動した自分を褒めて、認めてくださいね!

少なくとも、あなた自身が成長するのは間違いありません☺

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