水を飲んだ方が良いとよく言われていますが、それはどうしてでしょうか?
今回は生きていくために絶対に欠かせない『水』の話をします。
『水』と『水分』は違う
お水を飲んでいますか?と質問すると、飲んでいますと答える方の中に、よくお話を伺ってみると全然お水を飲んでいないということがあります。
「水?飲んでいますよ。麦茶を毎日飲んでいます」
お茶、コーヒーなどは『水分』ですが、『水』ではありません。
純粋な水じゃないとダメな理由
お茶やコーヒーは成分が溶け込んでいる分、他のものが溶け込みにくくなっています。
毒素など体に不必要なものを排出(尿、汗、便など)したいのに、不純物が入ったお茶やコーヒーでは排出しにくくなってしまいます。
純粋な水は余計なものが入っていないので、体内をキレイにするには純粋な水を飲みましょう。
どんな水を飲めばいいのか
一番身近な水といえば水道水ですが、水道水にはカルキ(塩素)が入っているので、体内をキレイにする目的での飲用にはおすすめしません。
理想は浄水器を付けて不純物を除去した水ですが、お金も手間もかかるので簡単ではないかもしれません。
お金をあまりかけず純水を飲む方法は、スーパーの水を利用することです。
スーパーで専用のボトルを買うのに数百円かかりますが、あとは無料で利用することができます。
近くにそのようなスーパーがない方、時間がない方はペットボトルの水がおすすめです。
ペットボトルの水を飲むときに注意したいのは、直射日光を避けること。
温度が上がるとペットボトルの容器が溶け出し、成分が水に溶け込んでしまうので気をつけましょう。
手軽さ | 費用 | 質 | |
水道水 | ◎ | ◎ | × |
浄水器の水 | ◎ | △ | 〇 |
ウォーターサーバー | △ | △ | 〇 |
スーパーの水 | △ | 〇 | 〇 |
ペットボトルの水 | ◎ | △ | 〇 |
もちろんメーカーによっても差があるので一概には言えませんが、おおよその目安は表の通りです。
水を飲むことによるメリット
1.肌荒れ・ニキビ・むくみの予防になる
内臓で処理しきれなかった毒素を肌から出す必要がなくなるので、肌トラブルの改善・予防になります。
2.シワができにくくなる・肌にハリが出る・美白効果
化粧水で中に水分を入れ込むよりも、手っ取り早いのが水を飲むことです。
肌の水分量が増えると肌にハリが出て、肌のトーンが上がり明るくなります。
3.便秘解消
便秘は水分不足が原因になっている場合があります。
水を飲むことで便が柔らかくなり、排出されやすくなります。
4.風邪をひきにくくなる
ウイルスも排出されやすくなるので、体調を崩しにくくなります。
5.疲れにくくなる
疲労物質が排出されやすくなるので、疲れにくくなります。
理想的な飲む水の量
『1時間に1回、自然に口にできる量を飲む』のが理想です。
一般的に必要な水分摂取量は成人の場合、一日1.5~2リットルと言われています。
飲みすぎは水中毒になってしまうので、自然に口にできる量を目安にしてください。
水は心と体の健康に必要不可欠
食べ物は1週間食べなくても生きていけるけれど、水(水分)は3日飲まないと生きていけないと言われています。
それほど、水を飲むことは大切なことです。
水を飲む習慣がない方も、ぜひ少しずつでもいいので飲み始めてみてください。
しばらく続けてみると、体の変化に嬉しい驚きがあるかもしれません。