四十肩・五十肩という風によく聞きますが、実はそのような病名はなく、正式には『肩関節周囲炎』と呼ばれています。
文字通り、肩回りが炎症を起こしている状態ですね。
四十肩・五十肩は全員なるわけではない
四十肩・五十肩というと、まるでその年代は全員なるのが当たり前のような雰囲気がありますが……。
40代・50代の人が全員、四十肩・五十肩というわけではありませんよね。
これは年齢の問題だけではなく、その人の長年続けてきた習慣が大きく影響しているからです。
四十肩・五十肩は予防できる
年齢だけの問題ではなく習慣が大きく関係しているなら、対策は立てられます。
今すでに肩回りが固くなっている方も、慢性的な症状に悩まされる前に予防したいですよね。
今回は簡単にできる四十肩・五十肩の予防法をご紹介します。
もちろん、いま四十肩・五十肩でお悩みの方も同じ方法で改善できます。
肩甲骨の運動
肩回りが固くなってしまっている方におすすめの運動が『肩甲骨を動かす運動』です。
① 姿勢を正して、ひじを90度に曲げます。
② 斜め45度くらい上を向き、肩甲骨を背中に寄せます。
③ さらに左右のひじをくっつけるつもりで、寄せていきます。その状態のまま10秒キープ。
このとき、肩や腕に余計な力が入らないようにするのがポイントです。
背骨と肩甲骨の間にある筋肉(菱形筋)を使うことを意識してください。
この一連の流れを一日に5~10セット行ってください。
肩回りが柔らかくなると体に余計な力(ストレス)が掛かりにくくなります。
さらに肩が内に入りにくくなることで姿勢も良くなり、印象も明るくなります。
簡単にできるのでぜひ試してみてください☺